- 2016年6月20日追記
- iPhoneSEの本体価格、iPhone5sの下取り価格、FREETELのキャンペーンの値段に変更があったため、記事を修正しました
auのiPhone5sが2年満了、無事シャバに出るってことで、次のお勤め先を探してるところに、ちょうどiPhone SEの発表があったので、どうするべきかなーと考えておりまして。
選択肢は、3つ。
- auで機種変更
- SoftBankかdocomoに乗り換え
- 格安SIMに乗り換え
ちなみに、auでiPhone5sに乗り換えした頃は、現金キャッシュバックがピークで、ほぼ機種代全額を賄うことができました。(一括0円と呼ばれているやつです。)また、実家のケーブルテレビのネット回線を光回線に変える必要があったので、auスマートバリューの恩恵も受けることができ、毎月3,000円くらいでここ2年間は運用できていました。
とはいえ、au, docomo, SoftBank のいわゆる3大キャリアのやり方ってどうも好きになれなくて、機種代に合わせてちょうど0円になるように調整した割引額が用意されていて(実質0円ってやつですね)、あたかもお得なように見せておいて、毎月8,000円程度の基本使用料でがっぽり儲けを出すっていうビジネスモデルになってるわけです。
前述の一括0円がすごいのが、本来キャリアが機種代減免用に用意している割引が、基本使用料の方に回せるようになっているので、機種を安く買えば買うほど毎月の運用費も安くなって、2年間で数万円お得になるという仕組みなっているのです。
その一括0円どころか、実質0円すらなくなってしまったのが現在の状況です
こうなってくると、色々と事情が変わってきます。
まず、3大キャリアでは全然安くなりません。MNPを使っても全然安くなりません。
無理に安くしようとすれば、やれネットを契約しろ、家族も全員乗り換えろなど・・・悩みの種が増えるだけで実質は全然得してないなんてことになりかねませんし、そもそも、一度月3,000円で運用できることを知ってしまったのに、携帯に毎月8,000円支払う生活に戻せるかということですが・・・もちろん、NOですよ!!!
ということで、なんとかiPhone SEを月3,000円くらいで運用できないか色々調査してみました。
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iPhone SEにするなら、Apple Store ✕ 格安SIMがコスパ最強
まず、Apple Storeで購入をおすすめする理由ですが、2つあります。
ひとつめはこれ。
どうせキャリアで買っても、ほぼ定価を一括で買うか、実質の分割払いで買うかなんです。
だったら、金利もかからないし、まともにローン組んだほうが良くないですか?
2年契約と同じように24回払いにしても、iPhone SE 64GBで月2,600円ですよ?
もうひとつの理由はこれです。
公式も下取りやってるんですって!
どうせ、完全な新機種じゃないんだし、だったら旧機種は下取りに出した方がよくないですか?
それを頭金にすれば、毎月の支払額は下がりますよ!
仮にiPhone 5sでの最高額、10,500円で下取りできた場合、iPhone SE 64GBで月2,200円です!(初回のみ3,484円)
iPhone SE 64GBで月2,200円!
SIMフリーのiPhone SEをこの金額で買えるなら全然ありじゃないでしょうか。
あとは格安SIMをぶっ刺すだけなので、ポイントだけ抑えておいてください
- 電話番号の保持のために電話ができるプランでMNPしておいた方が良いです
- Wi-Fiが使える場所ではWi-Fiを使ってデータ量を節約してください
- 色んなSIMが出てますが、3GBくらいまでだったら値段は横並びです
- 時間帯によって、通信速度が落ちる会社もあります
(1)のMNPの件は言わずもがなです。いつキャリアがお得な乗り換えキャンペーンを始めるかもわからないですし、電話番号変わると色々めんどくさいし、もう電話番号は死ぬまで同じのを持ち続ける時代になるんじゃないのかなー。
(2)について、格安SIMはデータ量によって値段が変わるプランがほとんどですが、Wi-Fiを使えるとこでは使えるようにすればひと月3GB以内(だいたい1,600円くらい)には収まると思います。ちなみに僕は、6ヶ月間499円割引になるキャンペーンをしていたので、FREETEL(フリーテル)のSIMを契約しました。iPhone向けのおもしろいプランもあったし。
▼ アフィリンクじゃないのでご安心を www.freetel.jp
反対に、Wi-Fi?なにそれ?な人は、素直にキャリアで契約することをおすすめします。あの高い基本使用料もそれだけの価値はあるはずです。
SIMはもしダメだった時(通信速度が極端に遅い)の乗り換えコストも低いので、まぁ適当に選べばいいんではないでしょうか。
FREETELを使ってみた感想なんかは、また別の記事で紹介できたらいいなと思っています。
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まとめ
キャリアのキャッシュバックキャンペーンがない現状では、iPhone SEの運用費を3,000円代に抑えるのはなかなか難しいですが、格安SIMのキャンペーンや、Apple公式の下取りキャンペーンを使うことで実現可能です。
ほんの一例になってしまいますが・・・
iPhone SEをかなり安く運用できる現実的な例
- iPhone SEをApple Storeで購入する ※ 分割金利0%キャンペーン中
- 公式のiPhone下取りキャンペーンを利用する
- キャンペーン中の格安SIMを探す(例ではFREETELでの契約)
▼ 実際に計算してみました
- iPhone SE 64GB 本体:64,584円(税込)
- 下取りキャンペーン(iPhone 5s 64GB):-10,500円
- FREETEL SIM for iPhone 3GBまで:1,720円(税込)✕ 24ヶ月= 41,280円
- FREETEL SIM キャンペーン:-499円 ✕ 6ヶ月 = -2,994円
合計:92,370円(税込)※ 1ヶ月あたり3,849円!
64GBかつ、税込みでこの値段はなかなかよくないですか?
下取りに出せる機種を持っているという条件はありますが、iPhone SEに変える人ってタイミング的にiPhone 5sの方が多いと思うのでなかなか現実的なラインではないでしょうか?
それでも僕は、iPhone SEを買わなかった・・・。
とまぁ、それなりに安く買えるなーってことはよーくわかったんですが、真新しさのないiPhoneを買うべきなのか?ということがどうしてもひっかかりました・・・。
僕はiPhone 5sがとても気に入ってます。やっぱりiPhoneはあのサイズがギリギリ許せる大きさだし、iPhone6sのやけに間延びしたアイコンの並び方とか、ホームボタンちょんちょんで、画面が繰り下がるとか・・・なんというか、いつの間にかApple商品をあえてえらぶ本質みたいなものがすっぽり抜け落ちてしまったような気がします。
そんな中、iPhone SEの発表があり、iPhone 5sの強化版といえる内容に「これは絶対買いだ!!」と思っていたわけです、その時は。
しかし、調べれば調べるほど、70,000円を払って『中身が良くなったiPhone 5s』本当に欲しいのか?しかもキャッシュバックもなく、毎月の運用費のあがる状況で・・・、と思ってしまったわけです。
この、あれ全然ワクワクしねぇ、と気づいた瞬間こそが百年の恋も冷める瞬間でした。
あぁ、Appleはジョブズがいた頃とはまったく違う会社になってしまったんだな・・・。
それでも、格安SIMの利点を知れたので、とりあえずauからFREETELにMNPをして、機種は、仕事柄Googleにどっぷり浸かるようになったということもあって、Nexus 5Xにしました。
SIMフリーなので、EXPANSYS(エクスパンシス)という海外のサイトから個人輸入もできますし、ここで買えばなんと定価50,000円が35,000円に・・・!
▼ EXPANSYS(※ 現在、Nexus 5Xは売り切れのようです) www.expansys.jp
SIMフリーなので機種に飽きたらキャリア気にせずに乗り換えできるってのもいいですよね。
というわけで、iPhone SE買おうかなぁと思ってる方にとって意味のある記事になったでしょうか?
また新しい情報があれば、更新したいと思います。