これ、すごくいいインタビューだった
山下達郎、かっこよすぎる・・・。
若い世代のファンが増えてるってのも納得だよね。 日本の現役ミュージシャンでこれほど真っ当に「ロック」な人って もうほとんどいないもんね・・・。
いわゆる渋谷系と呼ばれた世代以降のその手の音楽はドラムとベースのロックンロール度がどんどん減ってるんですよね。あと何よりボーカルにグルーヴがない。まだ80年代のアイドル歌謡のほうが、中森明菜にしろ松田聖子にしろそういう意味ではロック的な要素がありましたよ。
山下達郎「PERFORMANCE 2015-2016」インタビュー (3/5)
最近のバンドのボーカルにグルーヴがないってのもよくわかるなぁ。
大滝詠一さんの「Tシャツに口紅」をもう何回も何回も聴いてるのは、 やっぱり歌い方にグルーヴがあってちゃんとロックしてるからだし、 今となってはそれがすごく新鮮だからだよ。
子音がしっかり発音されていてパーカッション的役割になっていたり、 1音1音のベロシティの緩急も、複雑かつ緻密で 歌詞の世界観をしっかりと表現してるんだよ。
そういう意味ではceroの高城さんのボーカルはやっぱり素晴らしいし、 日本語ヒップホップのほうが、 ちゃんと「ロック」してたりするよなぁと思いました。
OGRE YOU ASSHOLEやD.A.N.みたいなバンドが、 サウンドはすごくかっこいいのに、 なんかノれないのは、やっぱボーカルが平坦だからかもな・・・。 (バンド批判ではなく、あくまで好みの問題として)
最初のインパクトはいいんだけど、 聴いてるうちに飽きちゃうんだよね。
それにしても、高校生の頃に友達とふざけて 「ロックとはなにか」みたいな話もしてたけど、 いまだに最前線で活躍している山下達郎が そこを追求してるっていうのは本当に感動だよ・・・。
まだ、ライブに行ったことないので次のツアーこそ絶対に行こう。
OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(通常盤)
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