昔住んでいた部屋に、もう一度戻ってみたいと思ったことはありませんか?
昔住んでいた家で撮った写真をみて、懐かしい気持ちに浸ることってありますよね。
僕もこれまで何度か引越しをしてきましたが、やはり幼少期に過ごした社宅で撮った写真をみると、なんともいえない懐かしさがこみあげてきます。
でも、そういう写真をみて、昔住んでいた家のことを思い出そうとしても、意外と忘れてしまっていることってないですか?
間取り、家具、ドアの位置、襖の柄、柱に残ったキズ・・・。
特に子どものころの記憶って、部屋のなんでもないところが強く印象に残っていたりませんか?
僕は、お茶漬けの素を固めたような模様の壁(どんなだ)や、母親に怒られて閉じ込められたトイレで書いた落書きをふとした瞬間に思い出すことがあります。
360度映像で部屋のすみずみまで記録できるようになりました
個人的なことですが、転職が決まり名古屋から東京へ引っ越すことになりました。
初めての一人暮らしになった名古屋の家には色々と思い入れもあります。
そこで、引っ越す前に部屋の映像を残しておこうと思いました。
しかし、先述のように、部屋のすみずみまで記録しておくのは、これまでとても難しいことでした。
それが、全天球カメラを使うことで、とっても手軽にできるようになりました。
この先、こういったVRに関連する技術は様々な活用方法が出てくるかと思いますが、僕はまず全天球カメラで部屋やなにげない家族の日常を撮影することをオススメしたいと思います。
全天球カメラを使うことでこれまで記録が難しかった、撮影者の表情や部屋のディテールをすべて記録することができ、これまでにはない臨場感で映像を残しておくことができるので、後から映像を見たときに、「まるでその場にいるような感覚」を味わうことができ、懐かしさもこれまでとは比べものにならない映像になります。
以前にも書きましたが、YouTubeではこの360度動画をスマホの向きに合わせて視点を動かしながら映像をみる機能がついており、すでにたくさんの映像がアップされています。
さらに、この360度動画を、Google Cardboard(たった1,500円!)というVR機器を使ってみることで、より臨場感のある体験をすることできます!
▼ 以前書いた記事はこちらから
スポンサードリンク
VRは「脳を錯覚させる」からおもしろい!
上の記事でも触れていますが、VRでみる「部屋の映像」は、本当に感動します。
本当にその部屋にいるような錯覚に陥ります(錯覚というのがミソです)。
VRと聞くと、仮想現実の世界がまるで本物のように自分の周りに広がると考える方が多いと思いますが、それは少し間違っています。
というのも、現在体験できるVR映像というのは、基本的にそれほど画質がよくないため、現実と見間違うほどにはいたっていません。
ですが、人間の脳がおもしろいのが「見ている映像が撮影された動画だとわかっているのに、次第に自分がその光景を実際に見ているような感覚に陥る」ということです。
うまい例えではないかもしれないですが、ゲームのグラフィックがどれだけ良くなっても、その世界への没入感は昔とそれほど変わらない感じに似ているかもしれません。
この錯覚によって、思った以上に自分がそこにいる感覚を感じることができるため、昔住んでいた部屋をVR映像として観ることで、まるで昔に戻ってきたような気持ちになるはずです。
個人でVR用の動画を撮影するなら『KODAK PIXPRO SP360 4K』がオススメ!
このカメラは、水平方向360°垂直方向235°の動画を撮影でき、さらに4K相当の画素数で撮影できるため、現在個人で手にすることのできるこの手のカメラの中ではトップクラスの画質で撮影することができます。
(ちょっとややこしいんですが、いわゆる4K画質の映像が撮れる訳ではないです。水平方向360°垂直方向235°というとても大きな画角の映像を撮影するのに4K相当の画素数を使用できるという意味です。いわゆる4K映像は、モニター大きさの中に4K相当の画素数が入るため、画素の密度が全然違うのです。)
他にもこういったカメラはいくつかあるのですが、今回の用途は部屋の映像をなるべく鮮明に撮影するということでしたので、この機種を選びました。
しかし、この『KODAK PIXPRO SP360 4K』は、やはりまだまだ高価です。
しかも、横だけでなく縦も360度の動画を撮ろうと思うとコイツがもう一台必要なのです。
そのお値段およそ12万円・・・!
引越しの初期費用にうん十万円を支払った僕にはとても払える額ではなく、せっかくのアイデアも実現不可能かと諦めかけたとき、救世主が現れました。
▼ DMM いろいろレンタル
このページ、ちょっとわかりにくいんですが、「SP360 4K」2台セットが5日間8,000円で借りられるので、こちらでレンタルをすることにしました。
人気商品なのか、僕が注文した際には3週間先からしかレンタルできませんでした。
セット内容はこんな感じです。
- 本体(SP360 4K)×2
- ダブルベースマウント(MTDBBK02)
- セルフィスティック(MTSSBK02)
- 充電式リチウムイオン電池×2
- バッテリー充電器×2
- ACアダプター×2
- Micro USBケーブル×2
- かんたん操作ガイド×2
- レンズカバー×2
- 防護カバー×2
- レンズリング×2
- 携帯ケース×2
- クリーニングクロス×2
スポンサードリンク
注意が必要なのは、データの保存に必要なmicroSDカードは別売りになっています。
DMM いろいろレンタルでも一緒にレンタルすることができますが、今回はAmazonで購入することにしました。
『KODAK PIXPRO SP360 4K』は、4K相当の映像を扱うため、SDカードも高速データ転送に対応したものが必要となります。
マニュアルではスピードクラス10以上のものを使用するようにとなっているため、microSDHC UHS-I Class1のカードで問題ないようですが、4K対応を謳っているUHS-I Class3のカードが安かったので、そちらを購入することにしました。
東芝 Toshiba 超高速U3 4K対応 microSDHC 32GB + SD アダプター + 保管用クリアケース [バルク品 ]
- 出版社/メーカー: 東芝
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
商品レビューは色々なサイトでされていますし、なんかいかにもアフィリエイトっぽい記事なってしまうのでやめておきます。
長々と書いてしまいましたが、部屋の映像を全天球で撮影しておくと、何年か経った後に絶対に素敵な思い出になるはずです。
5日間8,000円と少し高く感じるかもしれませんが、引越しやお子さんの誕生日など、なにか特別な日に撮影されてみてはどうでしょうか?
コダック アクションカメラ「SP360 4K」Kodak PIXPRO SP360 4K SP360 4K
- 出版社/メーカー: コダック
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る